警視庁 佐藤みのり(元福島支部)
第19回世界剣道選手権大会の出場にあたり、たくさんの激励をいただきありがとうございました。
世界大会独特の雰囲気や日本代表として戦うことの重圧で、非常に緊張しました。そんな中でも仲間、先生方、応援してくださる皆様のおかげで最後まで戦うことができました。
3位という結果に終わりましたが、高校生の頃から憧れ、目標のひとつとしてきた舞台に立てたことは非常に大きな経験となりました。
また新たな目標に向けて努力して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
第71回全日本剣道選手権大会に出場して
若松支部 芳賀翔矢
令和5年11月3日、日本武道館で開催されました第71回全日本剣道選手権大会に福島県代表として出場しました。すべての剣道家が憧れる舞台に立つことができたことは、この上ない喜びです。
結果は初戦敗退となり、自分の力をすべて出し切ることができませんでした。もう一度あの舞台に立ちたいと強く感じました。
大会に出場するにあたり、ご指導ご支援頂いた皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。たくさんのご声援、ありがとうございました。
全日本女子剣道選手権大会に出場して
白河高校 丹野菜々子
9月3日、奈良県橿原市において開催されました全日本女子剣道選手権大会に、福島県代表として出場させていただきました。ありがとうございました。
結果、初戦敗退となりましたが、大阪府警の藤崎選手という素晴らしい方と闘えた事は、私の剣道人生の中で本当に素晴らしい経験であったと思います。また、初めての全日本という大きな大会に緊張する私に、佐藤みのり先輩に声をかけていただき、応援してもらった事もこの大会に参加して嬉しかった事のひとつです。
この経験を、これからの自分に生かして剣道を続けていきたいと考えています。
第70回全日本剣道選手権大会に出場して
福島支部 大谷昇平
私は令和4年11月3日に開催された全日本剣道選手権大会に出場してきました。
今大会出場は、コロナ禍による出場制限や自身の実力不足による予選敗退のため、大阪で開催された第67回大会以来2度目の出場となりました。
今大会では、初戦に兵庫県代表の前田選手、2回戦に神奈川県代表の浦川選手、3回戦に福井県代表の林田選手に勝利し、準々決勝では東京都代表の安藤選手に敗れましたが、ベスト8となり優秀選手賞を称されました。
今大会では、福島県警機動隊剣道部主将として、後輩の手本となる試合をするとともに、自分の生まれ育った福島県に恩返しが出来るような結果を目指し、試合に臨みました。
前回大会では2回戦敗退でしたので、それ以上の成績を残さなければならないという気持ちが強く、初戦は全身に力が入って思ったような試合運びが出来ませんでしたが、2回戦以降は緊張も解け、試合を楽しむ余裕が出来たのが結果につながったのかと思います。
最後に、これまでご指導いただけた先生方、先輩方、支えてくれた後輩、家族に心から感謝するとともに、今回の結果に満足することなく、今後も常に上を目指し精進して行きたいと思います。
ねんりんピックかながわ2022剣道交流大会に出場して
県剣連副会長(監督)久保木義明
剣道交流大会は、神奈川県伊勢原市体育館を会場に11月13日~14日開催されました。
福島県チームは、先鋒 白戸佳彦、次鋒 源後正能、中堅 大橋公一、副将 中村公一、大将 山岸正和 と言う布陣で臨みました。
予選リーグは全国67チームを16ブロックに分け、各ブロック1チームが翌日の決勝トーナメントに進むことになりますが、福島県は5チームによるリンク方式のリーグ戦で鳥取県、長崎県、大阪市、千葉県のうち2回試合を行うこととなりました。
一回戦は対長崎県、1勝1敗3引分け(取得本数4対4)
二回戦は対鳥取県、2勝1敗2引分け(取得本数5対3)
予選リーグの結果は長崎県と1勝1分け、勝者数は同数でしたが、取得本数が1本足りずリーグ2位の成績に終わり決勝トーナメント進出は叶いませんでした。
今大会は、感染拡大予防ガイドラインに基づく正しい鍔迫り合いで公明正大な試合が徹底された大会でした。また、チームとしては「1本」の大切さを改めて気づかされた大会となりました。来年は愛媛県で開催されますが、予選会には60歳以上の剣士の皆さんの多くの参加をご期待して、奮戦記とさせていただきます。
第68回全日本東西対抗剣道大会に出場して
いわき支部 若松千春
今年の東西対抗剣道大会は、全日本剣道連盟創立70周年ということで女子の人数が5名から9名に増やされての開催となりました。この大会に私が選考されたと聞いた時、何かの間違いではないかと思うほど驚きました。
最寄り駅に降りたところから会場に向かうまで、係の方々が丁寧に案内をしてくださる等、様々なところから特別な大会であると感じました。
前日・当日練習では憧れの選手と行います。これだけでも貴重な体験でした。いよいよ試合となり、相手は数々の成績を残している小津野選手です。立ち会いに全力をかける気持ちで挑みました。小津野選手の気迫は別格でした。攻めて攻めて捨て身の技を繰り出します。しのぐだけで精一杯でした。結果は面を打たれ負けました。
東西対抗に出場させていただいたことで、目指すべき剣道が見えました。この経験を生かしてこれから精進していきたいと思います。
最後に、出場にあたりご尽力いただきました関係者の方々に感謝申し上げます。
第68回全日本東西対抗剣道大会に出場して
福島支部 原田賢治
格式高い東西対抗剣道大会の選手に推薦して頂いたことに、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
大会における対戦相手は同級生で高校時代から幾度も対戦し、鎬を削って来た兵庫県の網代君でした。
網代選手は世界一にもなっており日本を代表する剣士です。
私は勝敗よりも、正しく大きな剣道をすることを目指していました。その姿を剣道を志している我が子供達に、映像を通して伝えられたらなと胸に秘め試合に臨みました。引き分けという結果でしたが、内容は良かったかなと思います。お互いもう少し捨てきった技が出ていれば勝敗がついていたかと感じました。この度の経験を、今後の剣の修行にしっかりと活かして行きたいと思っています。
今後は試合のみならず、昇段を目指し、さらに剣の修業に励んで行く所存です。この度は誠にありがとうございました。
全日本女子剣道選手権大会に出場して
いわき支部 若松 千春
9月4日、奈良県橿原市にて行われた全日本女子剣道選手権大会に出場してきました。対戦相手は山口県代表、田村久美選手。結果は小手合わせ面を打たれ1回戦敗退。全日本は8年ぶり2度目の出場で、雰囲気を知っているため、前ほど緊張をするということはなく挑めたのですが、思うような試合運びができず悔しい結果となりました。
8年前も今回も感じたことですが、相手の迷いや一瞬のいつきを見逃さず、そこにキレのある捨て身の技をどんどん打つ、これがこの舞台で勝ち上がる選手なのだということです。勝ち上がれば勝ち上がるほど隙のない選手同士の戦いですから、手に汗握る試合展開となり、その姿は観衆を魅了するのだと思います。修練と経験値の結集を生で見て、また、出場したいと強く思うようになりました。
今大会に向かうあたり、練習場所を提供してくださった方々、稽古をつけていただいた諸先生や未来ある剣士の方々、そして、たくさんの声援を送ってくださった方々に感謝申し上げます。
全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場して
副理事長 渡部 学
令和3年第69回となる全日本都道府県対抗剣道優勝大会は4月に開催予定であったが、コロナ禍のために延期となり、12月26日和歌山県において実施された。福島県からは小池斗馬(若松商業高校)、伊藤由侑(国士舘大学)、伊藤雅彦(刑務官)、五十嵐竜(教員)、下重成彌(警察官)、菅藤修康(刑務官)、本多信弥(教員)の7名が出場した。試合結果は、高知県三勝、福島県一勝(下重)三引分け(伊藤雅、菅藤、本多)で、 選手たちは、コロナ禍のために稽古もままならない状況のなか集中して臨みましたが、勝利に結びつけることができませんでした。ご声援ありがとうございました。
東西対抗に出場して 渡邊 克礼
自分とは無縁と感じていた東西対抗剣道大会に出場が決定した時には、東軍そして福島県の代表として頑張らなくてはならないという想いと、十年ぶりに試合をする舞台が東西対抗だという不安の中でのスタートでした。マスクを着用しての剣道の過酷さを生徒の稽古や試合風景を見て感じているだけに、自分の試合に向けた稽古当初は、身体的な苦しさよりも、試合が長引いた時を考えたプレッシャーで、精神的なもののほうが今振り返ってみると厳しかったように思います。そんな中、インターハイを終え一息つきたい部員が三年生を含めて全員で私の稽古相手になってくれたことで、自分の精神的な弱さを補ってくれたことに間違はありません。試合の方は、攻めて間を詰めたところ、相手が小手を空振りして崩れた瞬間に面を打ち込んでの一本勝ち。体が自然に反応した技であり、これも基本打ちから試合稽古まで共に時間を費やしてくれた剣道部員の力添えによるものと思っています。この度、この名誉ある大会に出場させてくださり本当にありがとうございました。この経験を励みに、今後より一層精進していきたいと思います。
東西対抗戦に出場しての感想 金澤 克美
七月に東西対抗剣道大会出場の連絡が来ました。率直に私が出場するような大会ではないと感じていましたが、同時にこの機会は今後、私の剣道人生において二度と巡ってこないという確信もありました。不安はありましたが、覚悟を決めて、試合への参加を決意しました。大会開催まで約二か月。その時出場が決定していた三重国体の強化練習などもあり、時間を見つけては稽古やトレーニングを行ってきました。新型コロナウイルス感染症が収束するまでの暫定的な試合審判法、剣道マスクとシールドの着用、稽古場所や時間の制限等・・・これまでとは異なる状況で試合を行わなければならないことに少しずつ慣れてはきたものの、いざ自分の試合となれば不安は尽きませんでした。
大会当日は、真っ向勝負を心に決め、試合に臨みました。東軍がリードした流れで迎えた二十一将戦での私の試合は、緊張はあったものの、相手の動きを見て試合を進め、面を打ち込み一本を先取して、そのまま一本勝ちで終わることができました。結果、東軍十八勝・西軍十七勝で東軍が勝利しました。
試合に向けて、勤務する岩瀬農業高校での生徒との稽古や国体強化に向けて計画された稽古会、東白川支部や近津スポーツ少年団での稽古等、様々なところで稽古や激励の言葉をいただきました。これまで信じられない程の運に恵まれ、このような大会に出場し勝利することができたのは、家族をはじめ、応援してくださった方々の力だと考えています。この経験が今後の自分の剣道や子どもたちの剣道指導に少しでも役立てることができるよう、さらに精進していきたいと思います。
第60回全日本女子選手権に出場して(2021/9)
いわき支部 阿部 智美
今回、初めて全日本選手権に出場しましたが、他の選手の試合を見て一番強く感じたことは、自分の持ち味を発揮する能力が高いということです。私自身、格上の選手に対し気負うことなく打ち込んでいくことを目標に試合に臨みました。しかし、主導権を握ることができず、技も出せず、最後は対戦相手の良さである「つくり」のはやさに負けてしまいました。試合の中でいくつかチャンスはありましたがそれをものにできなかったこと、持ち技を発揮できずに自分の試合運びができなかったことが反省点です。今後は自分の良さを生かし、それをしっかりと表現した試合ができるよう稽古に励んでまいります。
また、手数の多さ、展開のはやさ、試合運びなど、自分にはないものをたくさんみて大変勉強になりました。この貴重な経験を今後の剣道にいかし、さらに精進していきます。
最後に、コロナ禍の中、場所を与えていただき稽古をつけてくださった先生方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
全日本選手権に出場して(2021/4)
福島支部 三田大輔
この一年、コロナウイルスの猛威は世界に広がり、剣道界もその混乱の中で対応や決断を迫られました。剣道におけるマスクやマウススシールドの着用、鍔迫り合いの解消など剣道がコロナウイルスによって変化していきました。また、いままで競い合ってきた仲間が立場上剣道を続けることができなくなったりもしました。
そのような中で全日本選手権の開催が決定しました。当初はすべての人が憧れる全日本選手権において一部の人しか出場できない大会に意味があるのか悩みました。剣道を求めるすべての人の中で勝ち上がってこそ福島県の全日本選手権出場者ではないのかと今でも思っています。しかし、出場できる機会があるのであればその大会に向けて全力で取り組むことも大切だとも思いました。予選当日は一戦一戦集中力を切らさず、なんとか優勝することができました。
予選後は八巻裕介先輩に稽古相手をお願いしました。八巻先輩は仕事がお忙しいにも関わらず、時間が遅くなっても快く稽古相手を引き受けてくださいました。全日本選手権にも帯同してくださり、心から感謝しています。また、大学の先輩である原田賢治先輩には全日本選手権に向けての心構えや稽古の取り組み方などを教えていただきました。その教えがなによりも有り難く、日々の稽古の中で少しずつ自信をつけていきました。
憧れの舞台であった全日本選手権。今まで出場した大会とはまるで違った雰囲気や格式というものを感じました。正直、自分が出るような大会ではないようにも感じました。その雰囲気の中でも、今まで励んできた稽古の成果を出そうと試合に臨みました。
結果は1回戦敗退でした。しかし、自分が勝負した場面に後悔はありません。負けは悔しいですが、さらに剣道を高めていきたいと強く思いました。
いまだコロナウイルスが蔓延しており日々疲れが増す毎日ですが、何不自由なく日常生活が送れて、剣道を求めるすべての人が心から高め合える日々が訪れるのを祈っています。
最後に、これまでご指導頂いた先生方や応援して頂いた方々、福島西高校剣道部とその保護者の皆様、そして家族にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
第59回全日本女子剣道選手権大会に出場させて頂いて(2021/4)
福島支部 上野碧泉
今回初めて福島県代表として出場させて頂き、多くの事を学ぶことが出来、貴重な経験となりました。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、暫定的にルールが変わっての試合となり、福島県の代表として初めて出場させて頂けるワクワク感と新しい試合方法で試合をする緊張感がありました。
出場できると決まってから大学へ戻り、大会当日まで高い意識で稽古、トレーニングに励むことができ、当日を迎えました。しかし、初戦で京都府代表の宮路選手と対戦させて頂き、延長で面に対して出鼻小手を取られて敗退してしまいました。試合では、自分のペースを作ることが出来ず、相手の試合の上手さを実感することとなり、自分の未熟さを改めて感じることが出来ました。また、決勝まで間近で観させて頂き、振りの速さや駆け引きの上手さ、自分の得意な場面に持っていく試合のやり方を学ぶことができ、新たな課題を見つけることが出来ました。
全日本という大舞台を経験させて頂けたのは、福島県剣道連盟様をはじめご指導くださった先生、先輩方、一緒に稽古を頑張ってきた仲間、そして今まで応援してくださった方々のお陰です。
この経験を生かし、次は上位進出してお世話になった方々に恩返しができる様、日々精進していきます。応援の程、ありがとうございました。